優勝マジック12の阪神が試合開始直後から記録ずくめの快挙連発 佐藤輝と中野がNPB史上初の偉業
「阪神タイガース4-1広島東洋カープ」(8日、甲子園球場)
18年ぶりのリーグ優勝へマジック12としている岡田阪神が、試合序盤から記録ずくめの快挙を連発している。
まずは初回、ドラフト1位の森下翔太外野手が広島先発・床田の変化球を捉えて、左翼席へ先制の10号ソロ。球団新人による2桁本塁打は史上6人目だが、右打者に限定すれば1980年の岡田彰布以来、43年ぶりの快挙となった。
二回には佐藤輝明内野手がバックスクリーンに18号ソロ。佐藤輝の今季甲子園本塁打数はこれで10本目となり、球団生え抜き左打者による甲子園2桁本塁打は、日本一を成し遂げた1985年の掛布雅之以来となった。また、ラッキーゾーン撤去後は、生え抜き左打者では初となった。
佐藤輝のアーチは3年連続のシーズン100本目の安打となった。同期入団の中野も既に3年連続のシーズン100安打を達成しており、同一球団の2選手によるルーキーイヤーからの3年連続シーズン100安打は、NPB史上初の快挙となった。