阪神 岡田監督は球団歴代最高勝率でのアレなるか!?03年は勝率・630 要因は最少の与四球数 球団歴代最多勝も視界

 阪神が優勝マジックを「5」として、12日から甲子園で巨人3連戦に臨む。オールスター明けから強さを発揮し、9月は無傷の8連勝中。勝率は・636としており、球団として優勝時の最高勝率・630超えも視界に入ってきている。

 2リーグ分立後、球団史上最高勝率は1952年の・664。ただこの時は2位に終わっており、優勝時に限れば2003年の星野阪神がマークした・630が最高だ。

 さらに勝利数は現在77勝。03年、05年にマークした87勝が球団歴代最多となっており、残りは18試合。現在の勝率で行けば新記録の樹立も十分に可能だ。

 その原動力となるのは先発投手陣。今季のチーム与四球数273はリーグ最少で、最も多い最下位の中日とは110個の差がある。前カードとなった2位・広島との3連戦では先発投手が一つも四球を与えず、村上、大竹、伊藤将が一気に2桁10勝へと到達した。岡田監督は10日の広島戦後、「大したもんやなあ」と語り、「一つのフォアボールが命取りって言うか、ヒットと一緒っていうな。そういう感覚はピッチャー陣が持ってるんじゃない」と分析した。

 打者の四球数の多さに目が向けられがちだが、投手陣がムダな四球を出さないことで大量失点を防ぎ、ゲームを壊さず、勝機を演出している。リーグ最多の四球獲得数と同最少の与四球数。快進撃の大きな要因となっている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス