7月他界の横田慎太郎さんへの思い胸に共闘 阪神同期入団の梅野、岩崎、岩貞が万感V
「阪神タイガース4-3読売ジャイアンツ」(14日、甲子園球場)
いつも見守ってくれている。横田慎太郎さんが7月18日に脳腫瘍のため、28歳の若さで逝去。同期入団の3人はそれぞれの思いを胸に戦った。「試合から離れた時に、思い出すことはあったりして…。(頭の)どこかにいて、頑張らないといけないなってさせてくれる」と阪神・岩崎優投手(32)は言う。
岩貞は「元気な姿を一番知ってるから、まだ近くにいるんだなってやり続ける方が気持ちも楽だし」と日々を過ごしながら、高卒10年目の他球団の選手がプレーする姿を見ると「ヨコもいたら同い年でやってたんだろうなって」と思うこともあった。
梅野は横田さんの心の底から野球を愛する姿勢を思い返した。「初心を忘れない気持ちはふとした時に、大事かなって」。同期3人で思い出話をすることもあったという。
7月25日の追悼試合で『最終的に一番いい報告ができるように』と話した岩崎は「あんまり大きなこと言っちゃいけないなと、ああいう表現にしたんですけど。本当にこういう形になって良かった」と優しい笑顔を見せた。オフには西武・陽川も含めた同期で鹿児島を訪れる話も。横田さんも天国できっと大喜びしてくれるはずだ。