阪神・岡田監督「大収穫や」 CSへ九回大山に盗塁指示「試してみた」 Vから一夜、77年ぶり12連勝ならずも余裕1敗

 8回の攻撃を終え、選手交代を伝えた岡田監督(撮影・中田匡峻)
 9回、二盗に失敗する大山
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 「広島東洋カープ6-5阪神タイガース」(15日、マツダスタジアム)

 リーグ優勝から一夜明け。阪神・岡田監督の視線はポストシーズンに向いていた。「最後試してみたんやけどなあ」。試合後、ニヤリと笑い切り出したのは5-6の九回だ。1死一、三塁から一走・大山がスタート。悠々と失敗に終わったが、岡田監督は余裕たっぷりの笑みを浮かべていた。

 「どこ投げるかな、一、三塁でな。セカンド投げたなあ。これは大収穫や。そらちょっと試してみることもあるしな。(CSで)当たるチームはな」

 2位・広島とはCSで対戦する可能性は十分あり、新井監督に向けて早速、揺さぶりをかけた形だ。試合前のミーティングでは記録がかかる選手へ「どんどん狙ってええ」と背中を押したという。

 今季初のブルペンデーも実施。「中継ぎの見極めも。そういうゲームやった」。77年ぶりの12連勝はならなかったが、残り14試合。次なる戦いに備えて、単なる消化試合にするつもりはない。

 前夜は胴上げの後、ホテルに移動して会見。ビールかけ、主力選手のテレビ出演が終了したのは午前3時頃だったという。この日は移動ゲームで疲れが残って当然だが、「いつも通りやったよなあ」と選手がプレーする姿に目を細めた。主力には適度な休養を与えつつ、タクトにメッセージを込めていく。

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