阪神 負け試合でもファンに挨拶 岡田監督「お客さんいっぱい入っているから」V決定で今季初、4万超の甲子園で感謝
「阪神タイガース0-1横浜DeNAベイスターズ」(17日、甲子園球場)
優勝を飾った甲子園へと戻ってきた阪神は打線が沈黙し、今季13度目となる完封負けを喫した。
42640人が集まった甲子園。九回2死、佐藤輝が打ち取られて敗戦が決まると、今季初めて岡田監督ら首脳陣、選手らがグラウンドに出て整列。帽子を取って、ファンにあいさつした。
今季、負け試合でのあいさつは行ってなかったが、岡田監督は「いやいや、今日は、もう最後、甲子園は勝っても負けても最後(あいさつに)いこうと。お客さんいっぱい入ってるから。そらもう試合前から言っといたから」と明かした。
優勝は決まったが、この日を含めて6試合、甲子園での試合を残す。多くのファンが詰めかけることが想定され、「おお。いや、もう(優勝が)決まったんやから別に(笑い)。もうそれも試合前に近本にもみんな言うてたから。まあ、最後、あと5試合か。まあ、それもお客さんいっぱい入るし。もう勝ち負けなあ、もう関係なしでいこうと」と、うなずいた。