阪神・青柳は4回4失点7四死球の大乱調「申し訳ない」牽制悪送球、暴投と自滅 独り相撲に岡田監督はぶ然
「横浜DeNAベイスターズ-阪神タイガース」(29日、横浜スタジアム)
阪神の青柳晃洋投手が五回の攻撃で代打を送られ、4回4失点7四死球の大乱調。110球を投げ、降板となった。
初回2死から連続四球を与える不安定な立ち上がり。宮崎に右前適時打で先制点を許した。味方が勝ち越した直後の二回には3四死球で2死満塁。岡田監督はぶ然とした表情を浮かべたが、何とか無失点に抑えた。
2点リードの四回には四球にけん制悪送球、左打者の背後を通る暴投に加え、3安打を浴びて一挙3失点。この回を投げきったが、四回を終えて110球と球数がかさんだ。岡田監督は怒りを通り越し、笑みも浮かんだ。
7四死球(6四球1死球)は今季最多。青柳の四死球最多記録は16年8月・20日、巨人戦の8(7四球1死球)で、これにあと1と迫る投球だった。
降板後、球団を通じて、「立ち上がりから流れを作るような投球ができず、野手陣が逆転してくれたリードも守り切ることができず申し訳ないです」とコメントした。
前回登板の21日・巨人戦では六回に一挙5失点。ピリッとしない内容に、試合後の岡田監督は「もういい、もうええわ」と不満を口にしていた。