阪神 CSへ不安漂う対DeNA5連敗 青柳は4回4失点7四死球の大乱調
「横浜DeNAベイスターズ5-3阪神タイガース」(29日、横浜スタジアム)
阪神は接戦を落とし、2連敗。対DeNAは5連敗となった。
先発の青柳が大乱調だった。4回を投げて110球、5安打7四死球で4失点。不安定な内容で先発としての役割を果たせずにマウンドを降りた。
初回は2死から連続四球でピンチを招き、宮崎に適時打を浴びた。味方が逆転した直後の二回は投手・石田の左肘をかする死球を与えるなど、3四死球で満塁。佐野は右飛でこの回は何とか無失点に抑えたが、制球難を露呈した。
打線は1点を追う二回。先頭の大山がカウント1-2からの4球目、石田が投じた126キロのスライダーを捉えた。打球は左翼席上段の看板に直撃する、あわや場外の特大弾。3試合連続となる18号ソロで試合を振り出しに戻した。
絶好のチャンスを逃したのは3-4と逆転を許した直後の五回。3連打で無死満塁の好機を作った。しかし、森下、大山、佐藤輝の中軸が3者連続三振。得点を奪うことができなかった。
1点を追う八回にも同点機は作った。2死一、二塁としたが、木浪が二ゴロに倒れて無得点。あと1打が出なかった。