阪神・岡田監督 大乱調の青柳に「びっくりするわ」三振で涙の森下は途中交代「あの姿は、そらあかんわ」一問一答
「横浜DeNAベイスターズ5-3阪神タイガース」(29日、横浜スタジアム)
阪神は競り負け、対DeNA5連敗を喫した。先発・青柳が4回4失点7四死球の大乱調。110球を投げ、6敗目を喫した。
打線は不調の森下が3打数無安打。五回無死満塁で空振り三振に倒れると、悔し涙が止まらず、途中交代となった。
試合後、岡田監督の一問一答は以下。
-青柳は
「4回で100球やもんなあ。びっくりするわ」
-DeNAとは相性がよかったが
「それで投げさせたんやけどなあ」
-これでレギュラーシーズン最後の登板。不安が残った
「まあそらあ、そうなるわなあ。あの、なあ、もう自滅やんか。何個出したん、フォアボール。6つくらいか?(死球を合わせて7つ)7個か。そらあなあ。100球いくやんな」
-森下は
「アカンやろ。そらあ。自分でどうしようかなあと思ってるけどなあ。きょうのバッティングもあれやもんなあ。ストライクは1球も振らず、振ったらみんなボール。そんなんもうお前、お客さんに見せられへんよ。はっきりゆうて。あんな姿」
-それが代えた理由
「そういうことや。もう」
-ベンチで泣いていた。
「それはお前、自分やねんからお前。自分で崩れていっているんやから。ボール球を振って。ずっと同じ事のくりやえしやろ。こっちは何回も今まで手助けしたりいろんなことをやったけど。前も言うたやんか。自分で分からんとあかんよ。自分で分かるやろ?あんだけボールを振ってて。ストライクは全部見送りで、振ってるのは全部ボール球やで。最後またボール球振って三振するわ言うたよ。ベンチで、3打席目もな」
-昨日は残り試合やった上でしっかり練習させると言ったけど、あと3試合は?
「いや、だからそんな、あんな姿見せられへんって言うてるやんか。それはお前、失礼やわな、うーん。お金払ろて球場来ててあの姿は、そらあかんわ。本人がそら、自分でそういう風になっていってるわけやからな。自分で崩れていくわけやからな。うん。それは。ま、打席の中のことやからな。俺らがそこまでフォローしてもな。ボール球はそら、ま、振るな言うても、打席で自分1人になった時にそないして振るんやからさ。もう、それはもうどうしようもないよ。こっちは」
-打線全体の印象はいかがでしょうか
「いやいや、まあまあ、普通。そらまあ、もう、みんなのな。うん、まあな、ちょっと作戦しとったら、中野のときもあれやけど、もう、なあ、そらもう、あいつはやっぱり自分の今な、おーん、そういうことやから。だから、ほとんどそんなな、普通に打つだけやから、作戦もしないし。まあ、でも、やっぱり1人1人がヒットでもポンポンとな。近本もだいぶ、ちょっと良うなってきたよな、あとのほうな。最初の方はまだ、なんかタイミングが合わんようななあ、そんな感じでバット振ってたけど。ちょっと最後の方な、やっぱり、ポイントもようなってきたなあと思ったけどな」
-DeNAもCSが決まった。当たる可能性もあるが
「いや、そんなんまだ(笑)。それはお前、決まってからや。そんなん、お前。まだお前、日にちがあるんやから、今からもう、そんなこと思ってたら、頭もたんわ(笑)」
(ぶら下がり取材で)
「あしたから広島とやるのちょっと嫌よなあ」
「広島も順位決まってたら、若い投手とか聞いてたけど、九里なんやろ」
「明日なんか移動ゲームだから、メンバー落とそうと思ってるんやけど、どっちかに手を抜くみたいになってもなあ。難しいよなあ。こっちは最初からそう(自分の調整優先)だから仕方ないんやけど、考えんとあかんな」