阪神 前夜悔し涙の森下はスタメン落ち ドラ2門別がプロ初先発
「広島東洋カープ-阪神タイガース」(30日、マツダスタジアム)
前夜29日のDeNA戦で無安打2三振に倒れ、悔し涙を流した森下翔太外野手(23)がスタメンから外れた。1点を追う五回無死満塁の好機で空振り三振に終わり、直後に交代。試合後、岡田監督は打撃内容に「お客さんに見せられへんよ」と、スタメン落ちを示唆していた。
この日は、室内練習場で打撃練習を行った後、グラウンドでのフリー打撃にも参加。不振脱却へ向けて修正を行った。
マウンドにはプロ初先発のドラフト2位・門別が上がる。プロ初登板だった15日の広島戦で3回2失点。登板前には「(前回は)真っすぐで押せなかった。真っすぐで押して、自分の持ち味を最大に出しきれるように」と明確な課題を口にしていた。高卒新人がプロ初先発初勝利を挙げると、球団では1983年の御子柴進以来、40年ぶりとなる。
相手先発は九里。試合開始時刻は18時の予定。両チームのスタメンは以下の通り。
【阪神】
1番・中堅 島田
2番・二塁 中野
3番・右翼 小野寺
4番・一塁 大山
5番・三塁 佐藤輝
6番・左翼 ミエセス
7番・遊撃 小幡
8番・捕手 長坂
9番・投手 門別
【広島】
1番・遊撃 小園
2番・二塁 菊池
3番・左翼 西川
4番・一塁 堂林
5番・中堅 秋山
6番・右翼 末包
7番・三塁 デビッドソン
8番・捕手 会沢
9番・投手 九里