阪神ファンが達川光男氏に感謝「チームが引き締まったかも」「達川効果か?」一方で「岡田監督に失礼」との声も
「広島東洋カープ5-6阪神タイガース」(1日、マツダスタジアム)
3連敗中だった阪神は佐藤輝明内野手の23号3ランなどで逆転勝ちを収め、2年目の岡留英貴投手が待望のプロ初勝利を挙げ、球団史上単独3位となる今季85勝とした。
3点リードの九回に守護神・岩崎が2点を奪われてヒヤリとしたが、最後は小園を空振り三振に仕留めて、最多セーブを確定させる今季35セーブ目をマークした。
ネットでは広島OBで野球評論家の達川光男氏に感謝する阪神ファンのコメントが躍った。「達川さんのおかげでチームが引き締まったかも」「厳しい解説だったけど、今日の勝ちにつながったのならOK」「達川効果か?」といった反応が集まった。
同氏はCS放送で解説を務めた9月30日、「早い段階で優勝を決めたチームは難しい」と優勝決定後の阪神の戦いぶりを評した後、「このままじゃ足をすくわれますよ」と警告していた。
この日は三回に1点を先制したが、先発の馬場が直後に逆転2ランを浴びた。それでも四回に追いつくと、五回に佐藤輝が勝ち越しの3ラン。岩崎が九回に2点を失って1点差に詰め寄られたが、七回に坂本が放った適時打が効果的となっていた。
それでも、一方で「今でもあの解説は許せん」「言いたい放題にも程がある」「岡田監督に失礼すぎる」との声もあった。