阪神・湯浅 連投テスト完了「問題なく投げられました」 次回1軍相手にシート登板へ

 登板を終え、表情を緩める湯浅
 シート打撃に登板し、打球に反応する湯浅(撮影・中田匡峻)
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 左脇腹の筋挫傷から復帰を目指す阪神・湯浅京己投手(24)が6日、鳴尾浜で行われた2軍練習でのシート打撃に登板した。5日の練習試合・オリックス戦(杉本商事BS)から負傷後初となる連投テストを完了。経過良好であれば、9、10日に甲子園で行われる1軍練習でのシート打撃に登板する。

 打者5人と対戦し、安打性の当たりは0本で1奪三振。フォーク、縦スライダーも交えて計19球を投げ、この日の最速は148キロを計測した。「出力的にも問題なく投げられました」と登板直後は異常なし。7日の経過が良好であればリハビリ組を外れる。

 和田2軍監督は湯浅の今後について「1軍の選手が残っているところでシートをやる。そこで監督に見てもらう」と9、10日の1軍甲子園練習で岡田監督直々のチェックが入る予定を明かした。「患部に関しては心配ない。もう少し真っすぐの力が出てくると、本来の湯浅に戻るんじゃないかな」と完全復活の兆しも感じ取った。

 開幕守護神を任されながらも、長期離脱で苦汁をなめた今季の湯浅。「この悔しかった1年は無駄にはしない」。岡田監督の“合格”を得て、復活への道を進む。

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