阪神 フェニックスに主力参戦で4番・大山が一発&近本3安打の固め打ち 才木は5回1失点も西武に敗れる

 4回、レフトへ同点ソロを放つ大山。左端は岡田監督(撮影・中田匡峻)
 力投する才木(撮影・高部洋祐)
 1回、中前打を放つ近本。後方右は岡田監督(撮影・中田匡峻)
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 「フェニックス・リーグ、埼玉西武ライオンズ2-1阪神タイガース」(14日、アイビースタジアム)

 阪神はスタメンに主力野手を並べ、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルSに向けた実戦調整を行った。

 1点を追う四回、先頭の大山が左翼へ同点ソロを放った。菅井に対してカウント2-2と追い込まれながらも、内角寄りに投じられた121キロの変化球をすくい上げた。

 近本は3安打の固め打ちを演じた。試合開始直後の初球、142キロ直球を中前にはじき返すと、第2打席でも再び初球を中前に運んだ。八回の第4打席では、2番手・伊藤の変化球を右前打。代走に熊谷を送られ、途中交代となった。

 先発の才木は5回2安打1失点。三回に二塁内野安打と右前打で無死一、三塁とされ、滝沢の右犠飛で先制を許したが、続く高松を遊ゴロ併殺に打ち取った。同点の五回にも2死一、三塁のピンチを背負ったが、滝沢を150キロの直球で空振り三振に仕留めた。64球を投じ、5奪三振でマウンドを降りた。

 2番手のビーズリーは2回1安打無失点と中継ぎでの適性も示した。同点の八回から登板した及川は2死二塁から中越え三塁打を浴びて1点を勝ち越され、課題が残る結果となった。

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