阪神・岡田監督 決めた木浪、今季象徴「そういうことやろな結局」 伊藤将立ち上がり「『ちょっとやばいなあ』と」一問一答
「JERA CSセ・ファイナルS・第2戦、阪神タイガース2-1広島東洋カープ」(19日、甲子園球場)
阪神が球団史上初となるクライマックスシリーズでのサヨナラ勝ちでアドバンテージの1勝を含めた通算成績を3勝0敗とし、9年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。1-1の同点で迎えた九回、1死から大山が今CS初安打となる右中間二塁打を放つと、2死満塁から木浪が広島の守護神・栗林からサヨナラ右前打を放ち、息詰まる投手戦に終止符を打った。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
(テレビインタビュー)
-見事に連勝。
「えーっ、結果的にねえ」
-サヨナラ勝ちの瞬間は。
「もうねえ(木浪が)2ストライク目、高めのボールを振って『いや、これはちょっとまずいな』と思っていたんですけどねえ」
(ペン囲み)
-伊藤将は今年一番出来が悪い中でも結果を残した。
「もう初回の菊池から、小園のボールでも高めばっかりいってたもんなあ。『こら、今日はちょっとやばいなあ』と思ったけどね」
-九回木浪の場面で1本出ていなければ明日にも影響が出た。
「いや、短期決戦では影響出えへんよ。もう、そんなん切り替えて。勝ってるから、余計切り替えできるやんか。負けてたら焦るけどな」
-木浪の勝負強さは。
「打つ打たんとかは考えてないよ。だって次ね、桐敷いくしか。そんなん一喜一憂しとったら持たんから」
-決めたのが木浪というのも今年を象徴。
「まあそういうことやろな、結局」