阪神・岡田監督 坂本いい仕事「そら勝つよな、あの辺で点取れたら」スタメン野手「変える必要ないからな」一問一答
「JERA CSセ・ファイナルS・第3戦、阪神タイガース4-2広島東洋カープ」(20日、甲子園球場)
セ・リーグ覇者の阪神が逃げ切って3連勝。アドバンテージの1勝を含めて対戦成績を4勝とし、2014年以来7度目の日本シリーズ進出を決めた。岡田彰布監督(65)は優勝監督インタビューで日本一奪取を力強く宣言。岡田阪神の野球をやり切って、38年ぶりの頂点を必ずつかみ取る。以下、主な一問一答。
◇ ◇
(試合後の場内インタビュー)
-日本シリーズ進出を決めた気持ちは。
「超満員の、9割以上が阪神ファンの人でスタンドを埋めてもらって。選手もシーズンよりももっとすごい歓声があるというか。それで震えながら投げていたみたいですけど(笑)。それほど大きい声援をもらったみたいで、本当にありがとうございました」
-桐敷は2イニングをまたいだ。堂々としたマウンドさばき。
「何であんなよくなったのか僕も分からないですけど(笑)。オールスター明けからブルペンに入って。そのポジションが合ったみたいで。流れが来るピッチングをしてくれたと思います」
-最後は岩崎がマウンドへ。
「ランナー出すけど、打たれないんですよ。まあ、岩崎ですからやってくれると思っていました」
-八回はノイジー、中野、森下が好守。
「守り勝つという。紙一重のプレーだと思うんですけど。最後に一番いいプレーができたと思います」
-岡田監督が選ぶ、CSファイナルSの投打のMVPは。
「打はやっぱり木浪ですかね。投は誰だろう。全員ですけどね、今日は1番大事なところで2イニングを投げてくれた桐敷」
(囲み取材)
-打つ方が…という話があった。
「ずっと向こうの方がヒット多かったんちゃうか。バッターは難しいからな。今度は1週間やから、みんながいい調子になって臨めたらええけど」
-坂本がいい仕事。
「どこでも点取れるいうのは今年1年ずっとあったからね。チャンスで回ってきてタイムリー出たら、そら点入るよな。チームそら勝つよな、あの辺で点取れたら」
-相手に点を取られた後に取った。
「先に1点取られんと、点入れへん、そんな展開やな」
-集中力か。
「ビッグイニング作らんから。一気に3点、4点になってしまうと攻撃陣も大味になってしまうけど、1点だから先頭出たらバントで得点圏に送れるというか、そういうゲームが多かったからあんまり思わんかった」
-スタメン野手8人は変わらなかった。
「変える必要ないからな。(八回は)三者凡退で終わったらノイジーのところで岩崎入れよと思ったけど。小野寺、キャッチボールしとったよ」
-最近では珍しい。
「それが普通やろ。接戦でいろんなこと起こってたらあれやけど代走いる選手もいないし。ベンチで一緒にやってたで、みんな。出てないからやってないんじゃないからな。ベンチに入っている以上は戦闘員やな」