阪神 右肩コンディション不良の浜地が年内のリハビリ終了目指す CSは「投げたいなと思いながら見てました」
右肩コンディション不良のため鳴尾浜で調整を続けている阪神・浜地真澄投手(25)が22日、年内のリハビリ終了を目標に掲げた。
この日は30メートルの距離で軽めのキャッチボールを行い調整。現状については「良くなってきてるのかなというのはあります」と話し、オフを挟んだ24日からは距離を40メートル以上に伸ばす予定だと明かした。
昨季はキャリアハイとなる52試合に登板して21ホールド、防御率1・14と飛躍。今季もセットアッパーとして期待されたが、不振で2軍降格を経験するなど30試合で6ホールド、防御率5・86に終わった。リーグV決定直後の9月15日・広島戦(マツダ)で2回2失点と精彩を欠いて翌日に抹消。岡田監督は「肩の方も良くないみたいやなあ」と明かしていた。
その後はノースロー調整を続けていたが、今月12日からキャッチボールを再開していた。肩の不調は初めての経験。原因を確認している段階だといい「何となくはありますけど、治る段階で分かって来るのかなと。原因と思っているところにアプローチして治療とかもしてるので。フォームにも問題点があると思うし、近年3年で、ファームも入れて結構投げていたので、そういうのもあるのかなと思いながら」と再発防止に注力していく。
チームはCSファイナルSを突破し、「去年経験して楽しかったイメージがありますし、『プロ野球やってるな』という感じがすごいした。投げたいなと思いながら見てました」と率直な思いを吐露。悔しさを乗り越え、来季の復活を目指す。