阪神 高校生捕手指名へ 最有力は常葉大菊川・鈴木&報徳・堀 岡田監督は育成に意欲

 ドラフト会議で指名を待つ報徳学園・堀柊那(撮影・中田匡峻)
 常葉大菊川・鈴木
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 阪神はドラフト会議で高校生捕手を指名する方針だ。最有力候補は常葉大菊川・鈴木叶捕手(17)と報徳学園・堀柊那捕手(18)。将来性豊かな高校生捕手を獲得し、英才教育を施す方針だ。

 鈴木は強肩強打が持ち味。二塁送球完了タイム最速1・85秒を誇り、高校通算20本塁打超のパンチ力が持ち味。夏の甲子園出場こそ逃したが、阪神スカウト陣が地方大会にも足を運ぶなど継続的に調査を続けていた。

 世代屈指の捕手と呼ばれる堀も、抜群の強肩を武器に1年秋から正捕手として出場。今春のセンバツでは5試合で打率・400と打撃でもアピールし、準優勝に大きく貢献した。二塁送球完了タイムはコンスタントに1・8秒台をマーク。50メートル走は6秒1と俊足で高い身体能力を誇る逸材だ。

 以前から岡田監督は「キャッチャーは育てんとあかん」と高校生捕手の育成に意欲を示す。未来の虎を支える扇の要を生み出すために全力を尽くす。

 ◆鈴木 叶(すずき・きょう)2006年3月21日生まれ、17歳。静岡県掛川市出身。180センチ、76キロ。右投げ右打ち、捕手。西山口野球少年団で野球を始め、掛川東中時代は硬式の浜松南シニアに所属。常葉大菊川では2年春から4番・捕手に定着。3年時にセンバツ出場。

 ◆堀 柊那(ほり・しゅうな)2005年7月16日生まれ、18歳。兵庫県神戸市出身。179センチ、76キロ。右投げ右打ち、捕手。西須磨シーホークスで野球を始め、鷹取中時代は兵庫夙川ボーイズに所属。報徳学園では1年夏からベンチ入り。3年のセンバツでは準優勝。高校通算14本塁打。50メートル走6秒1、遠投100メートル。

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