「プロ野球ドラフト会議」（２６日、都内ホテル）

　オリックスは横山聖哉内野手（上田西）を１巡目でサプライズ指名した。単独指名で交渉権を獲得した。横山は高校通算３０本塁打の遊撃手で、３年夏には甲子園に出場。中嶋監督も満足げにうなずき、関係者と握手を交わした。

　阪神も予想を覆し、青学大の最速１５３キロ右腕、下村海翔投手を１位指名。日本シリーズに進出している関西２球団がサプライズ指名で一本釣りに成功した。

　今季リーグ制覇し、勢いに乗る２球団のサプライズ指名。会場からはそれぞれどよめきがわき起こった。

　２球団以外では抽選が連発。ロッテは３連敗を喫するなど、競合覚悟の指名が目立った。

　各球団の１位指名は以下の通り。（◎は交渉権獲得）

【オリックス】◎上田西・横山聖哉内野手

【阪神】◎青学大・下村海翔投手

【ロッテ】×ＥＮＥＯＳ・度会隆輝内野手→×亜大・草加勝投手→×東洋大・細野晴希投手→◎明大・上田希由斗内野手

【広島】◎青学大・常広羽也斗投手

【ソフトバンク】×国学院大・武内夏暉投手→◎大阪桐蔭・前田悠伍投手

【ＤｅＮＡ】◎ＥＮＥＯＳ・度会隆輝内野手

【楽天】×青学大・常広羽也斗投手→×大阪桐蔭・前田悠伍投手→桐蔭横浜大・古謝樹投手

【巨人】中大・西舘勇陽投手

【西武】国学院大・武内夏暉投手

【ヤクルト】国学院大・武内夏暉投手→専大・西舘昂汰投手

【日本ハム】×中大・西舘勇陽投手→×大阪桐蔭・前田悠伍投手→東洋大・細野晴希投手

【中日】×ＥＮＥＯＳ・度会隆輝内野手→亜大・草加勝投手