日本S関西ダービー【徹底比較・総合比較編】阪神ホーム勝率・662 オリックスは意外にもビジター・643と優性
59年ぶりの関西対決となった日本シリーズが28日に開幕する。勝つのは38年ぶり日本一を狙う岡田阪神か、2年連続シリーズ制覇をもくろむ中嶋オリックスか-。猛虎VS猛牛の徹底比較。最終回は球団の歴史から今季成績など、両チームを総合的に比較する。
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【球団史など】オリックスは前身の阪急時代を含めたもの。歴史では阪神が今年“88歳”と1歳だけ年上。一方でリーグ制覇回数ではオリックス15回、阪神6回、日本一回数でも5回と1回でオリックスが圧倒している。
なお監督の年齢では、岡田監督が中嶋監督より11歳上、選手会長はオリックス・杉本が阪神・近本より4歳年上となっている。
【攻撃面】チーム打率においては数字上は、ほぼ互角。ただし、オリックスはリーグトップ、阪神は3位。一方で阪神の得点数555はリーグトップ。オリックスの508は3位となっている。
大きな違いは本塁打数と四球数。オリックスがリーグ最多109本塁打をマークしているのに対し、阪神は同5位の84本。一方、四球数は阪神の494がリーグトップなのに対して、オリックスは371でリーグ最少。また犠飛数も阪神が47でトップ、オリックスが25でリーグ5位となっているのは興味深い。
【守備面】失点数はともにリーグ最少。防御率も両軍トップと優秀。さらに被本塁打数でも、オリックスが最少で、阪神は2位。やはりともに投手力が売りのチームだ。一方で失策数は阪神が今年もリーグ最多85だったのに対して、オリックスは60でリーグ2番目の少なさとなっている。
【ホーム&ビジター】勝率は阪神がホーム・662、ビジター・571でホーム優勢。逆にオリックスはホーム・594、ビジター・643と意外なことに逆となっている。なお、阪神は今季京セラドーム(全てホーム開催)で8戦全勝。
【公式YouTube登録数】27日現在で阪神が12球団2位の42・9万人、オリックスが7位の23・3万人。なお、12球団トップは巨人の62・4万人。