阪神・岡田監督【一問一答】激怒した?「振らんからや、森下が」 「ボールばっか振って。あんだけ言うたのに、一人なあ」
「SMBC日本シリーズ2023、オリックス・バファローズ0-8阪神タイガース」(28日、京セラドーム大阪)
38年ぶりの日本一を目指す阪神が先勝した。五回、佐藤輝明内野手(24)の中前打と盗塁から渡辺諒内野手(28)が先制の中前適時打。近本、中野にも連続適時打が出て一挙4点を奪い、六回にも加点した。岡田彰布監督(65)は監督として初の日本シリーズ勝利。以下は一問一答。
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(場内インタビュー)
-選手たちが躍動しました。
「いやもう相当プレッシャーもあったと思うんですけど。村上は思う通りのピッチングしてくれたんですけど、打つ方がね、すごく奮起しましたね」
-見事な集中打。
「1回り目は抑えられてたんですけど、2回り目、みんな工夫して攻略してくれましたね」
-村上が頼もしいピッチング。
「クライマックスの時の方がちょっとプレッシャーかかってたみたいで。今日はブルペンからピッチングコーチからいい報告受けてたんで、やってくれると信じてました」
-監督として日本シリーズ初勝利。
「前回4連敗したので。久しぶりにこういう舞台に立てたのは光栄に思うし、初戦でこういう勝ち方したので、明日からゲーム続くので、こういう勢いでやっていきたいと思います」
(囲み取材で)
-村上は球速も見ると、初回から飛ばしている印象だったが。
「いや、ここはスピード出るやろ?」
-7番に渡辺諒を起用した意図は。
「まあ、最初から、昨日の段階で決めとったから。うん」
-はまった。
「まあ誰か入れやなあかんからなあ。明日もう1回(DHが)あるけど、明日は左みたいやから、宮城か。また今の段階では誰かわかんけどな」
-中野の盗塁はエンドランか。
「違う違う、盗塁盗塁」
-怒っていた。
「振らんからや、森下が」
-一つ勝って楽に。
「そらみんな、ああやってヒット出たから、そら楽になってるよ。そらだいぶ明日のゲームの入り方はだいぶ楽に入れる。ボールばっかり振ってるヤツ(森下)も最後一本出たしな。ストライク見逃してボールばっか振って。あんだけ言うたのに、一人なあ」
-交代も考えたか。
「3打席目で代えたろうか思った。またな、泣いたらあかんから。きょうは辛抱したよ、初戦やから」