阪神・岡田監督【一問一答】激怒した?「振らんからや、森下が」 「ボールばっか振って。あんだけ言うたのに、一人なあ」

 「SMBC日本シリーズ2023、オリックス・バファローズ0-8阪神タイガース」(28日、京セラドーム大阪)

 38年ぶりの日本一を目指す阪神が先勝した。五回、佐藤輝明内野手(24)の中前打と盗塁から渡辺諒内野手(28)が先制の中前適時打。近本、中野にも連続適時打が出て一挙4点を奪い、六回にも加点した。岡田彰布監督(65)は監督として初の日本シリーズ勝利。以下は一問一答。

  ◇  ◇

(場内インタビュー)

 -選手たちが躍動しました。

 「いやもう相当プレッシャーもあったと思うんですけど。村上は思う通りのピッチングしてくれたんですけど、打つ方がね、すごく奮起しましたね」

 -見事な集中打。

 「1回り目は抑えられてたんですけど、2回り目、みんな工夫して攻略してくれましたね」

 -村上が頼もしいピッチング。

 「クライマックスの時の方がちょっとプレッシャーかかってたみたいで。今日はブルペンからピッチングコーチからいい報告受けてたんで、やってくれると信じてました」

 -監督として日本シリーズ初勝利。

 「前回4連敗したので。久しぶりにこういう舞台に立てたのは光栄に思うし、初戦でこういう勝ち方したので、明日からゲーム続くので、こういう勢いでやっていきたいと思います」

 (囲み取材で)

 -村上は球速も見ると、初回から飛ばしている印象だったが。

 「いや、ここはスピード出るやろ?」

 -7番に渡辺諒を起用した意図は。

 「まあ、最初から、昨日の段階で決めとったから。うん」

 -はまった。

 「まあ誰か入れやなあかんからなあ。明日もう1回(DHが)あるけど、明日は左みたいやから、宮城か。また今の段階では誰かわかんけどな」

 -中野の盗塁はエンドランか。

 「違う違う、盗塁盗塁」

 -怒っていた。

 「振らんからや、森下が」

 -一つ勝って楽に。

 「そらみんな、ああやってヒット出たから、そら楽になってるよ。そらだいぶ明日のゲームの入り方はだいぶ楽に入れる。ボールばっかり振ってるヤツ(森下)も最後一本出たしな。ストライク見逃してボールばっか振って。あんだけ言うたのに、一人なあ」

 -交代も考えたか。

 「3打席目で代えたろうか思った。またな、泣いたらあかんから。きょうは辛抱したよ、初戦やから」

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