62キロのスピード差に対応した阪神・中野にシリーズ男の予感 85キロの宮城のスローカーブを痛打
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「SMBC日本シリーズ2023、オリックス・バファローズ-阪神タイガース」(29日、京セラドーム大阪)
阪神・中野拓夢内野手が初回、オリックス・宮城が得意とするスローカーブを捉え、中前打とした。
初球が147キロの直球で、2球目が85キロのスローカーブ。打席内で一度右足をついてから、まだ手元に来ない緩い球をじっと待ち、コンパクトなスイングでライナーを運んだ。
5打数3安打の初戦も初回1死からチーム初安打となる左前打を放っており、これで2試合連続のチーム初安打。森下が右飛、大山が遊ゴロで無得点に終わったが、1点を先制された直後の四回にも二塁内野安打。これで7打数5安打の打率・714のロケットスタート。
ネットでは「中野にシリーズ男の予感」「このスローカーブを初回に捉えたの大きい」「これで乗っていける」「中野すげえ」「さすが最多安打」といった反応が集まっていた。