阪神・岡田監督 2安打の森下「戻ったんやろ。ボール球を振らへんかったら、ちゃんと打てるんやから」【一問一答】
「SMBC日本シリーズ2023、阪神タイガース4-5オリックス・バファローズ」(31日、甲子園球場)
阪神は先発の伊藤将が今季ワーストタイとなる5回4失点で降板したが、七回に森下の日本シリーズ初打点となる2点右前適時打などで3点を奪って1点差に迫った。だが、あと1点が遠く、地の利を生かせず通算1勝2敗と黒星が先行した。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-3点を勝ち越された五回がポイントだった。
「そうやなあ。1点やったら全然な、平気やったけどな」
-第2戦では西勇のけん制悪送球もあったが独特の緊張感がある。
「いやいや、緊張感というか、アウトにできると思って投げているわけやからさ」
-森下はいい感じになってきた。
「いい感じって、戻ったんやろ。今までがあんなボール球ばっかり振って悪かったわけやから、ボール球を振らへんかったら、ちゃんと打てるんやから」
-三回の近本の盗塁はサインか。
「そら走ったらサインやろ。そんなん勝手に走らせへんよ」
-あそこは仕掛けたが。
「『あそこは』って盗塁してアウトになっただけやろ。なんでそんなん全部成功せえへんやん盗塁なんて、近本でも。アウトになっただけやん。ちょっとスタート悪かったけどなあ。やめたらよかったけどなあ、初球やったら。そんなん、お前、全部走ったら成功なんかせえへんやん」
-甲子園の声援はやはりすごかった。
「いやあ、俺ら分からへん。あんま分からん。いつもそういう声援もらってるから、分かれへん、俺らは」
-五回の宗の2点適時打は。
「(カウント)3-2になったからな。ちょっと取りにいったよな、やっぱりな」