阪神 先発の才木が右手親指から出血 拭ったズボンに血の跡が 力んで引っかいた可能性 二回に同点許す
「SMBC日本シリーズ2023、阪神タイガース-オリックス・バファローズ」(1日、甲子園球場)
先発マウンドに上がった才木浩人投手が流血のアクシデント。ズボンの右太もも裏あたりには拭った血の跡がにじんだ。
立ち上がりから力強いストレートを軸にオリックス打線を三者凡退に抑えた才木。だが二回先頭の頓宮に左中間への三塁打を許すと、1死から紅林に同点の右前適時打を許した。
中継映像では右手親指の第1関節付近から血がにじんでおり、変化球を投げる際にひっかいたと見られる。ただボールを見る限り、大きな影響はない模様。読売テレビで解説を務めたソフトバンクの和田毅投手は「自分も力んだときに引っかいたりすることがある」と解説していた。
アクシデントの影響か、才木は制球が乱れる場面があったが、再三、ピンチを背負いながらも三、四、五回といずれも無失点でしのいだ。日本シリーズ初先発で5回1失点と先発の役割を果たした。