阪神に悪夢 佐藤輝の失策から同点に追いつかれる→直後に桐敷を折れたバットが急襲 岡田監督は佐藤輝をベンチにさげる
「SMBC日本シリーズ2023、阪神タイガース-オリックス・バファローズ」(1日、甲子園球場)
2点リードで迎えた七回、阪神に悪夢が待っていた。失策からピンチを広げ、宗に同点の中前2点打で試合を振り出しに戻された。
イニングをまたいだ桐敷が、先頭・広岡を三ゴロに打ち取ったかと思われた。だが佐藤輝がショートバウンドを合わせることができず、ファンブル。失策で出塁を許すと、代打・セデーニョに左前打を許して無死一、二塁のピンチを背負った。
ここで安藤投手コーチがマウンドへ。中川圭の犠打で1死二、三塁となると、フルカウントから宗にストレートを捉えられ、二遊間を破られた。一気に2者が生還し、試合を振り出しに戻された。
さらに続く森はバットをへし折って投ゴロに仕留めたかに思われたが、折れたバットがマウンドの桐敷を急襲。ボールは捕球するもバットをよけてバランスを崩し、一塁へ送球できず。一、二塁とピンチを広げたところで岡田監督が交代を告げた。佐藤輝の打順のところに投手・石井を入れ、三塁には糸原を入れた。
佐藤輝は打撃でも3三振。六回の第3打席ではアウトローのボールゾーンとみられる1球をストライクと判定され、見逃し三振に倒れていた。その直後、痛恨のエラーから追いつかれてしまった。