阪神・岡田監督 途中交代の佐藤輝に「え、奮起待つて、もうあんまり試合ないで」苦渋の決断理由も明かす【一問一答】
「SMBC日本シリーズ2023、阪神タイガース4-3オリックス・バファローズ」(1日、甲子園球場)
阪神は劇的なサヨナラ勝ちで2勝2敗のタイとした。阪神・岡田彰布監督は七回に佐藤輝の失策から同点に追いつかれ、石井を投入した際にダブルスイッチした経緯を説明。打では3三振と攻守で精彩を欠いた背番号8に「もうあんまり試合ないで」と語った。
以下、試合後の一問一答。
-湯浅の登板は球場のムードが変わると。
「おーん、その通りやったな」
-いつからいけると?
「いやいや、西純と2人でな、もう呼ぶのは決まってたし。昨日は西純でロングいきたかったけどな。でまあ、きょうあれや。ブルワーと代えて。湯浅はね」
-状態も上がっていると。
「いやいや、フェニックスでずっと抑えてたからな。状態とか、そんなん関係ないよ。ここまできたら」
-湯浅にかけた
「ちょうどね。ツーアウトで、左続いて、右やったからな。あそこな」
-九回は岩崎。仮に同点だったら、その後は加治屋と2人で?
「そうなったら西純や」
-申告敬遠連発して。
「いやいや、フォアボールはあると思ったけどな」
-大山に声かけは?
「そんなのはしてないしてない。そんなのはみんな分かってるやん」
-しびれる展開。負けたら崖っぷちだった。
「そうやなあ。エラーからの点やったからなあ。結局は。そらすんなりいけへんのはな。あそこ(七回)で入れ替えなあかんようになったからな。ピッチャー使うのにな。おーん。12回まであるから最低3人は残さなあかんから」
-ダブルスイッチ。佐藤輝の交代は一番遠い打順。
「もうイニングまたぎになるからな、次ピッチャーからやからな。おーん。しゃあないよな。シーズンやったら普通にいけるけど、短期決戦やからな、やっぱりな」
-今日勝ったことで明日は甲子園最後。
「そうやな、おーん。それは今日勝つんと負けるんとえらい違いやけど。まあな、これでまたな、五分だし、一つ余裕ができたからな、おーん。明日の大竹も良かったやろな。がけっぷちで投げるのと、ちょっとリラックスして投げられるやろ」
-才木の指は大丈夫か?
「大丈夫、もう悪かってもええやん。もう投げへんやん、そんなんもう投げへんやん(笑)そういう問題じゃないよ、どんなんか知らんよ、だから。聞いてないよ(笑)」
-四球が絡むとこういう結果になる。
「まあ、中野を(申告敬遠)やった時には、もう森下も敬遠と思たけどな。まあ、1点勝負やからな結局はな。でも(ワゲスパックは)フォアボールのあるピッチャーやからな。それはちょっとどうかなと思たよ。逆にな。おーん。フォアボールあるのにな」
-佐藤輝は奮起を待たないと仕方がないか?
「え、奮起待つて、もうあんまり試合ないで。そんなもん、もうあれへんやん。あと2つか2つしかないんやから。あっても3試合やで、あと」
-大山もこういう形で。
「まあ、そらもう昨日も最後チャンスで、今日もチャンスで打てんかったからな。最後、あそこでもう打たんとあかんやろ。はっきり言って。1年間、4番はってたわけやからな、それは」
-采配合戦もあった。
「采配てねえ、外れた時の大きさの方を考えたら、なかなか出せんよ。そんな簡単に、サードやからスクイズとかね、できないって、そんなの。短期決戦で余計に。それで一気に流れもいってしまうわけやからな。それほど、サインの1つゆうたら、怖いことやから。そんな簡単にね、一、三塁やからセーフティースクイズとかって、そらでけへんて。口で言うのは簡単やけど、見てる方は簡単やけど、そんなん、できないって。1つのミスが流れ変えてしまうんやから。今日のゲーム見たら、分かるやんか。1つのミスで、こんだけゲーム変わるわけやからな。そういうことや。そんなん、簡単にサイン出されへんて」