阪神・岡田監督がノイジー弾にベンチで絶叫 鬼気迫る表情で興奮隠せず 信じて使い続けた助っ人が大一番で開花
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「SMBC日本シリーズ2023、オリックス・バファローズ1-7阪神タイガース」(5日、京セラドーム大阪)
阪神が四回にノイジーの2戦連発となる3ランで先制した。
助っ人が低めのチェンジアップを豪快に振り抜くと、打球は強烈な勢いで左翼席に飛び込んでいった。その直後、ベンチの岡田監督は絶叫。鬼気迫る表情ながら、ベンチでノイジーを出迎えると、歓喜のハイタッチをかわした。
シーズン中は助っ人を左翼で固定。成績が上がらないことで批判の声も上がった。それでも「もっと早よ打ってくれ」と助っ人に温かい眼差しを送っていた指揮官。日本の野球に適応させようと耐えて起用した助っ人が、大一番で価値ある一撃を放った。
五回にも適時打を放つなど4打点のノイジー。ウイニングボールも左翼でつかみ、歓喜の瞬間を迎えた。岡田監督はナインの手によって5度、胴上げされた。