阪神・岡田監督「アレのアレを達成できた」オリックスもたたえる「強かったですよ。どっちに転ぶか分からなかった」
「SMBC日本シリーズ2023、オリックス・バファローズ1-7阪神タイガース」(5日、京セラドーム大阪)
阪神・岡田彰布監督は優勝監督インタビューで「ちょうど27歳だったんですけどね。長かったですね。僕は選手でも日本一を達成できて、監督でも日本一を達成できて幸せやと思いますね」と語った。
奇跡の日本シリーズと称された激闘を勝ち抜いた。「オリックス強かったですよ。最後の最後までどっちに転ぶか分からなかった。今年のプロ野球の締めくくりとしては本当にいいゲームができたんでよかったと思います」と指揮官。先発には青柳を立て「最初から7戦は青柳。3月31日に青柳でスタートしたんですけど、監督室呼んでいったんですよね」とゲキを飛ばしていたことも明かした。
決勝3ランのノイジーには「あそこでホームラン出ると思わなかった。千金の3ランホームランやったすね」と目を細め、最後のアウトは守護神に岩崎を託した。「点差もあってあんまり負担かけないように。まさか初球、ホームラン打たれるとは思わなかった。最後は岩崎で締める。もう予定通りの登板やったっす」と語った。
暗黒時代をへて38年ぶりの日本一。「本当に今年はこの開幕からいつも超満員のスタンドで応援してもらえました。ありがとうございました。前の試合で甲子園も3試合あったけど、昨日、今日と京セラドームでも応援してもらいました。何とかアレのアレを達成できた。本当に満足でいい形で1年間終われた。ありがとうございました」と語った。