【阪神・岡田監督優勝インタビュー】選手でも監督でも日本一達成できて本当に幸せ

 「SMBC日本シリーズ2023、オリックス・バファローズ1-7阪神タイガース」(5日、京セラドーム大阪)

 阪神が7-1でオリックスを破って対戦成績を4勝3敗とし、1985年以来、38年ぶり2度目の日本一に輝いた。球団の悲願を果たした岡田彰布監督(65)は5度、宙を舞った。MVPには打率・483をマークした近本光司外野手(28)が選ばれた。以下、岡田監督の優勝インタビュー

  ◇  ◇

 -38年ぶりの日本一。

 「ありがとうございました」

 -今の率直な気持ちは。

 「きのうで3勝3敗になったんですけど、もう今日がプロ野球で最後のゲームになったんで。全国の野球ファンの人が注目していると思うんで。悔いのないゲームをしようということで。その中で本当に選手が役割を果たして、頑張ってくれた結果がこういう結果になったと思うので、本当にありがとうございました」

 -今年はアレに沸いたが、そのアレに続きがあった。

 「そうですねえ。ちょうど27歳だったんですけど、前回の日本一の時に。長かったですね、はい。僕は選手でも日本一を達成できて、また監督でも日本一を達成できて、本当に幸せだと思います」

 -相手はパ・リーグ3連覇のオリックスだった。

 「オリックス、強かったですよ、本当にね。最後の最後までどっちに転ぶか分からないような展開で。最後、今日はタイガースにいいところが出たんですけど、日本シリーズとして、今年のプロ野球の最後の締めくくりとしては、いいゲームができたんで本当に良かったと思います」

 -7戦目の先発は青柳を送り出した。

 「最初から最後、7戦目は青柳ということで。今年は3月31日にここ京セラで、公式戦は青柳でスタートしたんですけど。今日、監督室に呼んだんですけど、『青柳もう最後は青柳で締める』ということで」

 -オリックス先発の宮城からノイジーが先制弾。

 「あそこでホームラン出るとは思ってなかったんですけど。宮城投手、この間(前回)も0点だったので。2点取ろうと心の中では思ってたんですけど、本当に千金の3ランホームランでしたね」

 -九回は桐敷を挟んで岩崎で締めた。

 「この一年、最後クローザーとしてずっと岩崎がやってくれていたんで。あんまり負担をかけないように。点差もあったんですけど、最後の一人ということで。まさか、いきなり初球にホームラン打たれるとは思っていなかったんですけどね。ちょっと意外だったですけどね。どういう形であれ、最後は岩崎で締めるということで予定通りの登板でした」

 -ファンへメッセージを。

 「セ・リーグ優勝の時も言うたんですけど、本当に今年は3月31日の京セラドームでの開幕から、いつも超満員のスタンドで応援してもらいました。本当にありがとうございました。甲子園での3試合もすごい声援で。昨日、今日と最後まで京セラドームでも本当にすごい応援をしてもらって、選手もすごい力になったと思います。えー、何とか達成できたんで、アレのアレを。本当に満足で。今年1年をいい形で終われて、これはファンの皆さんの声援のおかげだと思うので本当にありがとうございました」

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