阪神1985年V戦士 池田親興さん 開かれた歴史の扉「本当に素晴らしい」
「SMBC日本シリーズ2023、オリックス・バファローズ1-7阪神タイガース」(5日、京セラドーム大阪)
1985年は骨折もありながら、先発として9勝をマークした池田親興さん(64)は現在、西日本スポーツなどで野球評論家として活動中。38年前はシーズン、日本シリーズともに開幕投手を務め、シリーズ第1戦では完封勝利を収めた。
当時、二塁・岡田、遊撃・平田とバックを守っていた2人が監督、ヘッドコーチを務め、球を受けていた嶋田コーチもいる。「感慨深いですね。テレビで映る度に当時のことがフラッシュバックします」と特別な感情が沸き起こったという。
「新しいタイガースの歴史の扉がようやく開かれたことは、本当に素晴らしいことだと思います。いつまでも85年を引きずっていてはダメですから」と2度目のVを喜んだ。