阪神・岡田監督 投手MVPは村上、野手は近本、中野「ピッチャー陣の中ではナンバー1」「相手にとって嫌な1、2番」睡眠3時間も「いい疲れ。大丈夫」
阪神を38年ぶりの日本一に導いた岡田彰布監督(65)が6日、大阪市内でシーズン終了報告会見を行い、投手陣のMVPに村上頌樹投手、野手陣のMVPに近本光司外野手、中野拓夢内野手の1,2番コンビを挙げた。
村上について、岡田監督は「開幕当初は7人目の先発要員でベンチに入れてたが、ワンチャンスですごいインパクトのある投球をした。ピッチャー陣の中ではナンバー1」と賛辞を惜しまなかった。
近本、中野のコンビについても「相手にとって嫌な1、2番」と評し、「試合前にベンチの後ろで一緒にバットを振っているが、ピッチャーに対する打ち方とかを聞くと『任せても大丈夫』という判断をした」と全幅の信頼を置いた。
歓喜から一夜明け、3時間ほどしか眠れていないというが「いい疲れなので大丈夫」と笑顔を見せた。
連覇がかかる来季について「頭の中ではまだ、来シーズンは始まってないです」と笑わせた。今後は高知・安芸で行われている秋季キャンプに合流し、来季に向けた足固めに入っていく。
今季は18年ぶりにセ・リーグを制し、関西対決となった「SMBC日本シリーズ2023」では昨年覇者のオリックスを4勝3敗で下して、1985年以来2度目のシリーズ制覇を果たした。