阪神・ノイジー 残留熱望も球団「流動的」シリーズ第7戦でV3ラン「帰って来られたら」
日本一に貢献した阪神のシェルドン・ノイジー外野手(28)が6日、米国に帰国した。
今季は133試合に出場して打率・240、9本塁打、56打点。リーグ最多12補殺を記録するなど守備でも存在感を見せた。日本シリーズ第7戦では先制のV3ランを放ち、85年・バース以来となる球団外国人のシリーズ複数本塁打&2戦連発をマーク。優秀選手賞にも輝いた。
歓喜の瞬間から一夜明け、「本当にうれしい気持ちで、ふわふわしてる」と笑顔。チームメートには感謝を伝えたといい、「みんなが招き入れてくれた。自分だけじゃなく、家族もこの国を好きになった」と振り返った。
去就についてはこの日、百北球団社長が「流動的…そう考えていただいたら」と言及。一方でノイジーは、「来年も帰って来られたらと思う」と残留を望んだ。阪神での連覇について問われると「もちろん、その気持ちはあります」と意欲十分。来季“ノイジーの再来”があるのか注目される。