阪神 岡崎太一プロスカウトが独立L・石川の監督に就任「準備の大切さを伝えたい」岡田監督を参考に
阪神・岡崎太一プロスカウト(40)が9日、独立リーグ日本海・石川の監督に就任することになり、西宮市内で会見した。阪神に籍を置いたまま派遣され、石川の指揮をとる。現役引退から3年ぶりにユニホームを着る岡崎スカウトは、「いつかは指導者として野球界に恩返ししたい思いがありました。何か一つでもきっかけをつかんでNPBに入っていける選手を一人でも多く育てていけるように、やっていきたい」と意気込みを示した。18日に予定されている日本海トライアウトが、監督としての初仕事になる。
阪神を日本一に導いた岡田監督の手腕も参考に指導者の道を歩むが、「今年の選手たちは試合に対する準備力の高さは、本当にすごいなと常に実感していました。準備の大切さを伝えたい」とNPB王者にあやかった。
嶌村本部長は両チームの思惑が合致したという派遣への経緯を説明。「岡崎君にとってもキャリアアップのいい機会。彼は野球への情熱がある。そこが一番」と期待していた。