阪神・大竹 来季こそ規定投球回数到達や 体力面レベルアップで連覇に貢献する

 阪神の大竹耕太郎投手(28)が12日、鳴尾浜球場での練習に参加した。来年1月の自主トレは、前回に続きソフトバンクの和田毅投手(42)と行う予定。今季見つかった課題をぶつけ、精神面や体力強化などさらに吸収する考えを明かした。

 「いままでファームでやってきたのと違って1軍で(先発として)回ったからこそ感じる課題だったり、悩み。もう一個、次元の高い話とか、より良くなっていくためにはどうしたらいいのか」

 目標は規定投球回に到達すること。今季は21試合に登板し、チーム最多の12勝(2敗)、防御率2・26。堂々の成績を残した一方で、体調不良での離脱もあり、投球回は131回2/3で規定投球回には届かなかった。

 ただ、1年間ローテを任された中で手応えもあった。「シーズン中、筋力も落ちなかった。しっかり1月にやって1年間投げられたという実感はある」と振り返る。その中で、体力面を今年以上にレベルアップできれば、規定投球回到達が見えてくる。「あと1イニングとか、少しでも伸ばしていければ。20試合投げれば20イニング増える」と取り組む課題は明確だ。移籍2年目の来季。先発ローテの一角として、連覇に貢献するために力を付ける。

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