阪神・才木 佐々木朗希との投げ合いに勝てたのは新聞で見た岡田監督の言葉だった「よし、やってやろうと」
阪神の才木浩人投手が16日、ABCテレビの「news おかえり」に出演し、6月4日のロッテ戦で9回3安打無失点で完封勝利を飾り、佐々木朗希との投げ合いに勝てた裏側を明かした。
「新聞で岡田監督のコメントを見て、よし、やってやろうと思いました」と振り返った右腕。岡田監督は前日に「才木が0点に抑えたらええんちゃう?」と発言しており、登板当日の新聞で指揮官の言葉を知り、さらに奮い立ったという。
岡田監督とのやりとりはあまりないようで、「翌日の新聞で知ることが多いですね。こんなこと言ってたんだって」と話した才木。9月14日の巨人戦で7回1失点と好投し、15年ぶりのリーグ優勝を決めた登板については「自分で決めたいなと思ってました」と笑顔で振り返っていた。
番組途中には岡田監督がビデオ出演し「2桁勝てる力があるし、ピッチャー陣の中ではまだ若手。魅力のあるストレートを投げて、もう少しフォークの精度を良くして、ローテを守って、2桁勝って、規定投球回に到達してほしいですね」と、来季のノルマを設定された。
これに対して才木は「タイトルは全部取ります。狙えるものは。欲張っていきます」と意気込んでいた。