阪神・門別は“今中タイプ” 岡田監督絶賛「軽く投げてピュッとくるいうかな。一番ええあれよな」 杉山オーナー「すごい」

 「阪神秋季キャンプ」(17日、安芸)

 阪神・門別啓人投手(19)が17日、プロ入り後初の100球を超える投げ込みを行った。岡田監督は1993年に沢村賞を獲得した元中日の左腕エース・今中慎二とダブらせて、「タイプ的にはああいうタイプやろな。ストレートがピュッとくるいうかな、軽く投げてるけど。一番ええあれよな、軽く投げて」と高評価。視察に訪れた杉山オーナーも、ともにブルペンを見届けた指揮官に「やっぱり門別はすごい」と期待の言葉を託した。

 今キャンプ最多の111球を直球のみで投じた門別は、「投げる体力もそうですし、すごい安定してるなと自分でも思いました」と手応え。来春キャンプは1軍スタートが内定しており、先発ローテ入りに向けて「200球近く強さを落とさずに投げられたら、いくら球数が多くなっても投げきれると思うので、それくらいの体力はつけたい」とハードルを設定した。杉山オーナーからの賛辞も「うれしいですし、もっと頑張らなきゃいけない」と発奮材料にして、2年目のブレークを目指す。

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