阪神・湯浅 ゲラに負けられない!獲得濃厚の剛球助っ投から刺激「(160キロ)超せばいいんでしょ」
「阪神秋季キャンプ」(18日、安芸)
阪神・湯浅京己投手(24)が18日、来季の新外国人として岡田監督が大筋に認めたハービー・ゲラ投手(28)に「(球速は)負けないです(笑)」とやや冗談交じりに話した。160キロ超の速球を投げることを伝え聞くと「超せばいいんでしょ?」とニヤっとした。
ゲラは今季、所属したレイズで9試合に登板(先発2試合)。来年は守護神候補としてその座を争う可能性がある。湯浅は「そこはノーコメント」と言及を避けたが、前クール時に「しっかりもう一回アピールして、ポジションを確立できるように」と巻き返しに燃えていた。
充実したキャンプを送っている。この日は安芸合流後、変化球を初解禁。スライダー1球、フォーク5球を交えた計30球を投じた。フォークの握りなどを変えながら、試投する段階だ。「真っすぐの感覚は良くなってきている」と持ち味の直球にも手応えが出てきた。安芸で得た収穫を生かし、来季は万全な態勢でシーズンを迎える。