阪神ドラ1・下村海翔、号泣終戦 2番手で登板も味方の失策から押し出し四球で先制点献上 悔しさにじませる 明治神宮大会優勝ならず

 6回に登板し力投する青学大・下村海翔(撮影・西岡正)
 6回に登板し力投する青学大・下村海翔(撮影・西岡正)
 6回に登板し力投する青学大・下村海翔(撮影・西岡正)
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 「明治神宮大会・大学の部・決勝、慶大2-0青学大」(20日、神宮球場)

 阪神からドラフト1位指名を受けた下村海翔投手(21)=青学大=が六回から2番手で登板し、2回1/2を無安打2四球2失点(自責0)だった。

 両者無得点が続く緊迫した空気の中、六回は先頭の吉川を空振り三振、本間を右飛、広瀬を空振り三振の三者凡退に。抜群の立ち上がりを見せた。

 七回も武器のカットボールが冴え渡り、三者凡退に抑える圧巻のピッチング。しかし悪夢はなおも両者無得点の八回だった。味方の失策が続き1死一、二塁に。

 そこから制球が乱れ、吉川には四球を献上。満塁となると続く吉川には痛恨の押し出し四球で先制点を献上した。なおも1死満塁で広瀬に対しても初球はボール。安藤監督がベンチから出て、常広に交代を告げた。下村にとってはこれが大学最後の大会のマウンド。悔しそうな表情でマウンドを後にし、ベンチでうなだれた。

 試合はそのまま慶大が4年ぶり5度目の優勝。下村は涙に暮れた。

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