阪神・梅野隆太郎が現状維持で契約更改 1億6000万円「王者として見られる」

 契約更改を終え会見する梅野(撮影・山口登)
 契約更改を終え会見する梅野(撮影・山口登)
 契約更改を終え会見する梅野(撮影・山口登)
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 阪神・梅野隆太郎捕手(32)が21日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。現状維持の年俸1億6000万円で更改した。(金額は推定)

 「優勝、日本一。チームとしても『本当に頑張ってくれた』とお祝いの言葉を受けた。デッドボールで離脱して悔しい思いもしたんですけど、『来年頑張ってほしい』と言葉をいただいた。来年に向けて頑張ろうかなと思います」

 8月13日・ヤクルト戦で左尺骨を折り、以降は試合に出られなかった。それでも優勝、日本一の歓喜の瞬間は、その輪の中に加わった。今季は72試合の出場にとどまり、打率・194、1本塁打、19打点という成績だった。

 来季を見据えて力強く語った。梅野は「これから王者として。他球団もタイガースの野球になんとか勝ちに来るチームが増えてくる。王者として見られるタイガース。若いチームなので、連覇はウチの球団しかチャンスはね(ない)。連覇をするために、タイガースらしい野球を、また違ったものを見せていけるように」と言葉に力を込めた。

 個人については「終盤ケガすることがあって、いろんな思いをした。来年に関してはすごいワクワクしている。来年に向けて体のコンディションを整え、ベストパフォーマンスを出せる体に」と戦闘態勢を整えていく。

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