阪神・オリックスの合同優勝パレードが２３日、兵庫・神戸と大阪・御堂筋で同時開催され、阪神ナインは午後２時から、大阪・御堂筋に登場した。主催者発表で３５万人のファンが詰めかけた。

　ユニホーム姿や名前入りタオルを振るファンらが詰めかけ、沿道だけでなく側道までびっしり。パレードの後半は、さらに人が集結し、熱気も倍増。事故を防止するため、設置された柵を、スタッフが５０センチ～１メートル間隔で懸命に押さえる光景となった。

　午後１時４５分からパレードを生中継したＡＢＣテレビでは、阪神ＯＢの下柳剛氏、桧山進次郎氏もあまりの人出に口をぽかーん。桧山氏は「すごいな、これは、びっくりするわ」、下柳氏も「すごいね」を連発。「大阪ってこんな人いたの？！」と驚き、横山太一アナウンサーも「ちょっとここまでとは…というレベルですね」「見ればみるほどすごい…」「すごいですね、ぎっしり。とんでもない人が来てます」と表現するのがやっとだった。

　下柳氏は「選手は責任を感じるんじゃない？来年も頑張らなきゃ、と」、桧山氏も「常に人に見られてる、っていう責任感がね」と話した。

　また岡田彰布監督も「すごかった、とにかくすごかった」と感激していた。