阪神・岡田監督 開幕投手と目が合った?「最初『む』言うて村山実って言ったろうと思ったんやけどな」一問一答
阪神・岡田彰布監督(66)が28日、都内で開催された「NPB AWARDS 2022 supported by リポビタンD」に出席し、最優秀監督賞と正力松太郎賞をダブル受賞した。今季は15年ぶりに虎将に復帰。チームをリーグ優勝、日本一に導き「1年目からこういう賞をもらえて光栄に思います」と感慨に浸った。
岡田監督の主な一問一答は以下。
-選手5人来てますけど、選手にとっても個々の活躍を実感できる場
「そうやなあ、ベストナインまでとれたもんな」
-ベストナインやゴールデングラブも、ポジションを固定したがゆえのこと
「まあ、(そのポジションで)半分以上やろ、出場な。まあ、それはあるやろうね、やっぱりね。まあ専門職やからね、外野以外はなあ。外野も分けたらいいのになあ」
-阪神の選手がタイトルを取れない時代もあったが
「勝ったからやろ、やっぱりな、それはな。チームが勝ったからやで。そらお前、選手が頑張ったから勝ったんやけど。みんなが頑張ったからな」
-持ち味を出したところで取れた
「持ち味というか、あれやろ。そうやなあ、大山は最高出塁率とかそんなん、去年までの数字を見ても、そんなん考えられへんかったことやろ?おーん。まあ、一番はフォアボールの数が加味されるわけやろ?出塁「率」やからな、結局は。そのへんが去年までとの変化、違いやろな」
-村上が新人王とMVPのダブル受賞
「ああそう。ダブル受賞になったん?決まったん?」
-野茂英雄さん以来。
「何十年ぶりや、それ?」
-90年なので…。
「ああそう、34年。おーん」
-過去、木田勇さんと、野茂さんのみ。
「木田は俺と一緒の年やもんな。すごいな。でも、ピッチャーばっかりなんやな。そういうのはな。まさかな、2月にそんなん思えへんやん。ええ?えらい人生変わってしもうたな、あいつもな。まあそれは頑張った結果やからな」
-会見で本人が東京ドームの試合が自信にもなったし転機になったと言っていた。
「あれで投げてて、打たれて負けてたら自信をなくしてたかもわからへんで。まあ、だからあれは、あの試合だけのことじゃないからな。結局はあれで、よしこれで村上は今年いける、という、初先発のあの試合の勝ち負けよりも、これで自信を付けてローテーションで回っていけるっていうそれのスタートやからな。あの試合がどうなっていたかというよりも後が大事やったと思うよ。それはわからへんわけやからな。達成したかどうか」
-きのう開幕投手と目があったと
「最初『む』言うて、村山実って言ったろうと思ったんやけどな。目、合うてないよ」
-村上と才木は全然目が合ってないと
「(爆笑)何でもええわ、別に」
-白紙か
「そら分からへん、分からへん。村山実まで言うた方が良かったかな」