「アレンパ」発案の阪神・佐藤輝明に岡田監督「今年のバッティングよりもずっと良かった。今年一番」優勝祝賀会の会場も爆笑

 阪神タイガース日本一・リーグ優勝祝賀会の檀上で参加者を前にあいさつする岡田監督(中央)=撮影・立川洋一郎
 あいさつする岡田監督から褒め言葉をもらい小さく頭を下げる佐藤輝(中央)=撮影・立川洋一郎
 壇上で岡田監督から「今年のバッティングよりもずっと今の話が良かった」と「アレンパ」発案を称賛され、背筋が伸びる佐藤輝(中央)。左は伊藤将、右は村上(撮影・中田匡峻)
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 阪神・岡田彰布監督が29日、大阪市内のホテルで開催された優勝祝賀会に出席し、来シーズンのスローガン候補に挙がっている「アレンパ」を発案した佐藤輝明内野手を改めて絶賛した。

 岡田監督は「来シーズンは初めての連覇が懸かっているので。佐藤がええこと言いましたね。『アレンパ』って。本当びっくりしたですね。佐藤の口から、そういうすごい言葉が出てくると思ってなかった。今年一番だったですね」と話すと、吉村大阪府知事らが集まった会場が爆笑と拍手で包まれた。

 さらに畳みかけるように「今年のバッティングよりも、ずっと今の話が良かった。最後にやっとできるんだと思った。そういう意味で、来シーズンももっともっとキャンプ、オープン戦から強いチームを作って、初めての連覇をして、またね。来シーズンも勝って1年後、こういう会をしたいと思います」と語るなど、3年目を終えた佐藤輝の人間としての成長を認めていた。

 岡田監督はシーズン序盤のヒーローインタビューで佐藤輝らがどんな質問に対しても「最高でーす」と答えていたことを疑問視。「ファンはどんな感じで打ったのかを聞きたいはずなんでね。最高ですで済ますな。ちゃんと説明しろとは言うたんですよ」と、自らの思い、考えた言葉で答えるように指導したことを打ち明けている。

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