阪神・原口が現状維持3100万円でサイン 「バモス!」でナイン鼓舞に評価も「数字はよくないものだった」

 契約更改を終え会見する原口(撮影・山口登)
 契約更改を終え会見する原口(撮影・山口登)
 会見を終え席を立つ原口(撮影・山口登)
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 阪神・原口文仁内野手(31)が2日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の3100万円でサインした。(金額は推定)

 プロ14年目の今季は主に代打として54試合に出場。52打数で2本塁打を含む10安打8打点、打率・192の成績を残した。また、8月から試合前の円陣で「バモス!」と声出しを務めるようになると、10連勝の快進撃を見せるなど、プレー以外でもチームを鼓舞した。

 球団からは「原口らしい味のある場面を出してもらってよかった。ありがとう」と話があり、「声かけだったりベンチの仕事もよくやってくれた」とねぎらわれた。

 「バモスが流行語候補になってもよかったのでは」という質問には「皆さんが関西特別賞で作っていただいたら登壇させていただきます」と話し、会場が笑いに包まれる場面も。

 ただ、今季を振り返り、「今年の数字はよくないものだった」と反省の言葉を述べ、「自分のキャリアハイじゃないですけど、高い数字を求めてやっていきたい」と意気込んだ。

 来季に向けては「役割的には今年と近いところはあると思うけど、まず野球選手として打って守って走って全部できないといけない。まだまだ打つ方一本でという心意気ではないので、全てをやって野球人としてレベルアップしていきたい」と力を込めた。

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