阪神 糸原は1000万円減の7000万円「悔しい思い」もチームの日本一に「報われた」

 契約更改を終えて会見する糸原(撮影・立川洋一郎)
 契約更改を終えて会見する糸原(撮影・立川洋一郎)
 契約更改を終えて会見する糸原(撮影・立川洋一郎)
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 阪神の糸原健斗内野手(31)が7日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円減の7000万円で更改した(金額は推定)。

 「普通に減俸です。納得できたのでサインしました」と切り出した糸原は「個人としては正直悔しい思いはありました。でも与えられた仕事を全うしようとは思っていた。僕自身は全然良くはなかったですけど、本当チームがに優勝して日本一になれて報われたというか、いい一年になりました」と笑みを浮かべた。

 7年目の今季は代打を主戦場として69試合に出場し、打率・236、5打点の成績を残した。昨季の132試合から出場試合数は激減。1年目の2017年以来となる本塁打0に終わるなどレギュラーシーズンは苦しんだが、オリックスとの日本シリーズでは印象的な働きを見せた。

 11月1日の第4戦(甲子園)では七回途中に佐藤輝と交代で三塁守備に就いた。7月12日のDeNA戦(甲子園)以来の守備だったが、八回1死二、三塁で三ゴロをさばき、本塁で走者を刺した。

 同2日の第5戦では0-2の八回無死二塁から代打で登場。山崎颯の直球をしぶとく左前に落として一、三塁と好機を広げ、一挙6点のビッグイニングにつなげた。

 “相棒”のミエセスには「野球以外で目立っていたので、来年は野球で目立ってほしいですね」とエール。今季から加入したドミニカ人助っ人を支えるなどグラウンド外での貢献も大きかった。会見では「試合に出たい」という言葉を何度も繰り返し、来季へ闘志をかき立てていた。

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