阪神・村上 細部に垣間見える「感謝」の心

 阪神・村上頌樹投手(25)が7日、デイリースポーツ制定「2023年猛虎感動大賞」を受賞。兵庫県神戸市内にあるデイリースポーツ本社で藤谷稔社長から賞金と記念盾が贈られた。2019年の近本以来の大賞受賞となった右腕は、飛躍のきっかけとなった“師匠”青柳を超えるような猛虎のエースを目指すと決意。さらなる成長へ、平均球速アップを狙いフォーム改良にも取り組む。

  ◇  ◇

 「ポートタワーができてる!」。神戸港を眺めた村上は、変化に気付いたようだ。

 実は、昨年12月に猛虎感動大賞奨励賞を受賞した湯浅が来社した際は、改修工事のためシートで覆われていた街のシンボル。「淡路に帰るときに通るので。中学時代はこの辺に遊びに来ていました」と“地元”の風景は変わらず心に残っているようだ。そんな場所で約半月前に味わったVパレードを「いろんな人に応援されて、支えられて、優勝できたんだなって改めて実感できたので、感謝してます」と振り返る。

 来社前には鳴尾浜でトレーニングしてきたという右腕。取材前の昼食時には、丁寧に「いただきます」と手を合わせる場面もあった。細部にも垣間見える「感謝」の心。これからも変わらず、そんな村上であってほしい。(デイリースポーツ阪神担当・間宮涼)

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