阪神 木浪が甲子園歴史館でトークショー 150人の定員に7000人が応募

 トークショーで笑顔を見せる木浪(撮影・立川洋一郎)
 トークショーに集まったファンに囲まれ笑顔を見せる木浪(撮影・立川洋一郎)
 トークショーに参加して会場を盛り上げる木浪(撮影・立川洋一郎)
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 阪神の木浪聖也内野手(29)が10日、兵庫県西宮市の「甲子園歴史館」で行われたトークショーに参加し、抽せんで選ばれた約150人のファンと交流した。約7000人が応募し、46・7倍の倍率をくぐり抜けた幸運な虎党の前で、木浪は質疑応答も含めて1時間近くのトークを繰り広げた。

 5年目の今季は「8番・遊撃」として38年ぶりの日本一に貢献し、ゴールデン・グラブ賞やベストナインも受賞した。「今年活躍できなかったら終わる」と危機感や覚悟を持って「この1年に勝負を懸けた」と明かし、「人間は苦しんだ方が後々いいことがあると分かった」と飛躍の年を振り返った。

 米大リーグ、ドジャースと契約合意した大谷については、10年総額7億ドル(約1015億円)というメジャー史上最高の大型契約に「何もしなくても生きていける」と目を丸くして、会場の笑いを誘った。

 同期で仲のいい近本に打撃を教わろうとしたが「チカ(近本)なりに分かりやすく言ってくれたと思うが、理解できなかった」と明かしたり、岡田監督には疲労がたまっていた時に「お前、顔が死んでるぞ」と言われ、「ずっと見られている感じがある。皆さんが思っているより全然優しいです」と数々の“裏話”を披露していた。

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