阪神・大竹 2000万円→6700万円&結婚発表!幸せいっぱい更改 6年目の大躍進、夫人の支えが原動力に
阪神の大竹耕太郎投手(28)が10日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸2000万円から大幅アップとなる6700万円でサインした。現役ドラフト1期生は、チーム最多の12勝を挙げ、リーグ優勝と日本一に大きく貢献。さらにこの日、一般女性と結婚したことも発表し、幸せいっぱいの1年となった。(金額は推定)
真っ青な甲子園上空と同じように、大竹の表情は晴れ晴れとしていた。「(心は)雲一つない感じですか、快晴です」。年俸の大幅アップに加え、かけがえのない伴侶も得た一年。幸せいっぱいのほくほく会見だ。
「今日この場をお借りして発表するのですが、結婚したので。新しく家庭を持つので、まずは妻に還元できればなと思います」
現役ドラフトで移籍した今季は、先発の一角としてチーム最多の12勝をマークし、大活躍。18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に欠かせない存在となった。プロ6年目での躍進。夫人の支えが原動力となっていた。
「日頃から食事だったり、共働きではあるんですけど、お互いを高め合うというか、そういう気持ちで過ごせていました」
新天地で戦う上で、愛妻の存在は大きかった。食事が一つの趣味でもある大竹。引かれた理由に「一番はよく食べるところです。僕と同じぐらい。何なら負ける時もあります。最初はそれが面白くて。4軒とか5軒ぐらいはしごして。この間はすしにいって、足りんとなって焼き肉行って最後はラーメン。というそんな感じです」と満面の笑みで答えた。
精神面でも大切な支えだった。「自分一人のためじゃないという感覚もより強いですし。家に帰ったら一人じゃない。安心感というか、そういったものも大きかった」。妻を幸せにするという思いが、闘志をかき立てた。
生涯の伴侶とともに歩む今後のプロ野球人生。来季も先発ローテの一角としてチームに貢献する。「個人としては今年の成績に満足せずにキャリアハイを更新したいし、『アレンパ』を是が非でもできるように。その大きなパーツとして責任を持ってやりたい」。結婚を機に、さらなる飛躍を誓った。