阪神・湯浅 操作性向上の新グラブできた 狙うは胴上げ投手!WBC優勝の大谷引き合いに「グラブは絶対投げないです」

 阪神・湯浅京己投手(24)が13日、大阪市内でアドバイザリー契約を結ぶザナックス社と来季の用具の打ち合わせを行い、胴上げ投手へ意欲を示した。

 同社の新色「シャンパンブラウン」を基調とした来季の新グラブは、今季開幕時に使用していたものより指をはめる部分が1センチ短くなった仕様。投球時やフィールディングの操作性を向上させる意図があり「小さい方が扱いやすい。はめた時のフィット感はこだわってます」と明かした。

 来季の起用法は未定だが、守護神として連覇のマウンドに立つ可能性を問われ「そうなれるように自分が頑張るしかない。その瞬間に、このザナックスのマークを掲げたい」と意欲。WBC優勝の瞬間に大谷が見せた“グラブ投げ”を引き合いに「グラブは絶対投げないです」と笑わせた。

 緑色を基調にピンクのレースを使用した練習用グラブに、湯浅はある思いを込めた。「おばあちゃんの好きな色です」。日本シリーズ開幕前の10月24日に祖母・忍さんが76歳で他界。自身が故障から復活登板を果たした同シリーズ第4戦の11月1日は忍さんの誕生日だった。来季は天国の祖母への思いも胸に練習に励む。

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