日本一、セ・リーグ優勝を果たした阪神のハワイ優勝旅行が１３日（日本時間１４日）にスタートした。朝７時ごろにホノルルに到着。夜には「歓迎祝賀会」が行われ、岡田彰布監督（６６）があいさつした。

　以下一部スピーチ

　－総勢３４５人が参加する大旅行。

「アロハ～。アロハ～やね。聞くところによると３４０人強の家族、奥さん、子どもがこの優勝旅行に来たということで。えー、ちょうど３８年前にハワイにきて吉田監督の元で日本一になった時にも、さすがに多いと思ったんだけど今回はそれ以上の人が集まって１８年ぶりということもあるかもわからないけど、近年はね、チームのみんなで行動するというかみんなで勝ち取った優勝なのに優勝旅行に行かないとか。人数が少なくなっているとか、一体感がないというか、それをすごくユニホームを脱いでいるとき感じていました。今回はたくさんの人が集まって裏方さん、阪急交通社の人は振り分けが大変だったかと思いますけど、２００５年以来、１８年ぶりの仕事だったのでね、許してもらいたいと思います」

　－連覇を目指す来季。ほとんどの選手が契約更改を終え、１億円を超える大台突破の選手が続出した。

　「まだまだね今のチームここからもっと強くなると思うので。もうやることは今年一年でわかったと思うので。今年もえらい給料が上がっているよね。俺ら上がれへんのに。ちょっとまだまだ上がる要素の、数字のね。もっとキャリアハイの数字を出せる選手はたくさんいると思うので。これまた来シーズンも上がるから大変と思いますけど。なんかまあ、お金いっぱいあるらしいですよ。（球団は）金はあります言ってたから。とにかくね。１年間、頑張ったね。そういうおかげで、こんなに大勢で楽しい会をできる。選手もご苦労さまでしたし、家族は本当にありがとうございました。縁の下の力持ちというかね。なかなかね、支えるの難しいと思うんだけど。若い選手多い中で、そこまで支えるの大変と思うんだけど。最終的な日本一という栄冠を勝ち取れたのでね。本当にありがとうございました」

　－優勝旅行には、岡田監督が期待を寄せるミエセスは欠席。

　「前も言ったんだけど、ミエちゃん来てないみたいやね。ミエちゃん来てたら一発かまそうかなと思ってたんやけど。主役じゃないよいうて。今回は家族が主役なんで、思う存分子どもさんはね、お父さん、パパに甘えて、楽しい１週間にしてください。奥さんもねぎらって。英気を養って、帰って少ししたらまた来シーズンに向けてスタートすると思うので。また、心新たに来シーズンスタートしたいと思います。とにかくこの１週間は楽しんで」