高木豊氏 阪神・ドラ1の下村海翔は「第2の村上の可能性。10勝、行く行く」オリックス・椋木蓮は「太鼓判押してる」来季のブレーク選手をピックアップ

 元DeNAヘッドコーチの高木豊氏が15日、自身のユーチューブ「TAKAGI YUTAKA」を更新し、2024年にブレークが期待される投手をピックアップした。

 今季18年ぶりのリーグ優勝を果たした阪神から挙げたのは、ドラフト1位の下村(青学大)。高木氏は「第2の村上の可能性も秘めている。精度もいいし」とし、期待する数字としては「10勝、行く行く。粘り強いピッチャーだし、結構なゲームは作っていくと思う」と予想した。

 広島のブレーク選手には同じくドラフト1位の常広羽也斗(青学大)を挙げ、「勝てる投手だと思う。下村と新人王争いをするかな」とした。

 DeNAからは今季28試合に登板して防御率1・97と躍進を挙げた大卒3年目の石川達也、巨人からは今季5勝を挙げた赤星優志を挙げ、「コントロールがいいし、スタミナも出てきた。今年課題だったシンカーみたいなボールに磨きがかかった。それを考えるとちょっと勝てそうだなという期待を込めてる」と評価した。

 ヤクルトからは来季7年目を迎える金久保優斗、球団史上初の2年連続最下位に終わった中日からは、今季2試合の登板でプロ初勝利こそ挙げられなかったものの、防御率0・71と好投した根尾昂を挙げ、「ピッチャーして形になってきている。(開幕ローテに)入るくらいのものは見せてほしいな」と6年目を迎える来季の飛躍を期待した。

 パ・リーグでは、オリックス・椋木蓮、ロッテ・中森俊介、ソフトバンク・笠谷俊介、楽天・内星龍、西武はドラフト1位の武内夏暉(国学院大)、日本ハムからは根本悠楓を挙げ、椋木については「満を持して出てくると思う。俺は太鼓判を押してるけどね。10勝はする」と確信していた。

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