阪神・坂本誠志郎捕手が１８日、日本テレビ系「しゃべくり００７」に出演。トーク番組でにじみ出る優しさがネットで反響を集めた。

　村上は今季初先発となった４月１２日の巨人戦で七回まで完全投球。だが、八回から交代となった。岡田監督の采配に騒然となる中、八回から登板した石井が先頭の岡本和に初球を打たれ、同点ソロを浴びた。この瞬間、村上の初勝利も消滅した。

　「ベンチざわつかない？」と聞かれ、マスクをかぶっていた坂本が当日の心境を吐露。「打った瞬間、ああそうなるか。村上すまん」と思ったという。

　ただ、すぐに石井をフォロー。「『ごめんほんまごめん』と思ったんですが、完全試合で投げに行くほうが大変。マウンド行く時、石井と念入りに打ち合わせして、投げて１球目をホームラン打たれたので、『ほんまごめん、でも、ここまでやって打たれたので許してくれ』」と思ったことを明かした。

　このやり取りに、ネットは反応。「坂本めちゃくちゃ好きだわ」、「坂本誠志郎の凄さが世の中にバレてしまう」、「坂本ええキャッチャーやな」、「坂本リードもうまければ喋りもうまい」、「石井大智のフォローも欠かさない坂本誠志郎の素晴らしい人間性よ」などの声が続々と上がった。