現役ドラフトで阪神移籍の漆原大晟が入団会見 「来年以降、どう優勝に貢献できるか」
現役ドラフトでオリックスから阪神へ移籍した漆原大晟投手(27)が19日、西宮市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。背番号は「34」。球団史上初の連覇に貢献することを誓った。
「日本一になった強いチームの一員になるので、1試合でも多く貢献できたらなと思います。(指名に)光栄と思いながら、来年以降、どう優勝に貢献できるかを考えながら練習に取り組んでいる」
漆原は、新潟明訓から新潟医療福祉大を経て、2018年度育成ドラフト1位でオリックス入団。プロ1年目の19年は23セーブでウエスタン・リーグの最多セーブ。20年2月に支配下登録されると、同年8月23日・西武戦でプロ初登板初セーブ。リリーフで力を発揮し21年はプロ初勝利をマークするなど、キャリアハイの34試合登板でリーグ制覇にも貢献した。
中継ぎとして存在感を示し、岡田監督から「スペードのエース」と命名された桐敷は、新潟医療福祉大の後輩にあたる。「日本代表にも選ばれて、立場的には僕よりも全然上。何とか食らいついて、挑戦できるように頑張っていきたい」と力を込めた。